お子様の障害にあわせてプログラム内容を調整しております。
できないタスクばかりに取り組むのでなく「できるものも含めて、バランスよく」取り組むことをお勧めします。

デジタル認知テスト

お子様の得意不得意を分析するデジタル認知テストの「脳バランサーキッズ」を導入しております。

お子様の認知能力、例えば、してはいけないことを抑制する能力、情報を記憶・活用し手順に従って作業を行う能力、動的な情報を瞬間的に判断し手指を動かす能力、語彙の量と理解度、複文などの文の理解力、二次元および三次元の形状把握力、数の理解力など12種の認知能力を専用デジタルシステムを用いてテストし、結果を数値とレーダーグラフで見える化します。把握した発達状況は支援計画に反映します。保護者も成長を確認出来ます。

デジタル認知テスト専用システムは世界標準認知テストであるWISC(ウィスク)テストと相 関 性があり、WISCはテストに 1 時 間 以 上かかり熟練専門士が実施し費用も高額ですが、当システムは10分以内と短く、かつゲーム感覚で楽しくいつでも何度でも無料で受けられます。

ソーシャルスキルトレーニング

「なないろ」では「出来ること」を増やすソーシャルスキルを重視しております。

ソーシャルスキルトレーニングとは「他者と良い関係を築いて社会に適応していくための能力」です。学校や社会での集団生活には欠かせないものですが、これらは主に家庭や学校などで培われます。でも中にはうまくソーシャルスキルが身に付かないお子様がいます。例えば「集中力や落ち着きがない、人の話を聴くことが苦手、勉強についていけない、お友達とうまく遊べない」などです。

そこで「なないろ」ではいつでも、どこでも、だれに対しても学んだことを活かし「出来ること」を増やしていくソーシャルスキルトレーニングを行います。

アスレチックトレーニング

専門家による脳と体の協調性を高めるアスレチックトレーニングを取り入れます。

まっすぐに走れない、スキップができない、ブレーキをかけられない、右手で三角、左手で四角を描けない、目をつぶって30秒片足立ちできない、などは脳と体が協調できていないためです。脳が絶大な影響を受ける行為は体を動かすこと、運動です。運動によりほかのどんな活動より脳細胞が活発に働きます。発達障がいのお子様は脳の神経系が未発達なケースがあり、体を動かすことで脳も行動も改善します。例えば、ラダー(床に置いたはしご形のロープ)を利用して動きの異なる様々な(時には複雑な)ステップを早く、正確に行う遊びで脳と体の協調を促します。楽しく遊びながら身体の筋肉を動かしていくプログラムは運動の苦手なお子様でも抵抗なく楽しむことが可能です。

「なないろ」のアスレチックトレーニングによるアプローチは積極性や達成感を引き出し成長につながる自信を育んでいきます。トレーニングの指導と監修は体育学士(日本体育大学)、柔道整復師、芝浦工業大学アメフト部ヘッドトレーナー、整形外科病院リハビリ科勤務の専門家が行います。